一口メモ
神社
(じんじゃ)
大昔、私たちの遠い祖先が、強大で偉大な大自然に恐れ感謝し、自然の神様をおまつりしようとしました。
その時に榊(さかき)や大きな石を森の中に置き、お祭りを行っていました。
後にこの榊や石は「神籬(ひもろぎ)」「磐境(いわさか)」となり、現在の神社の様になりました。
神社には必ず「神聖」を表す「森」が存在します。
書物においても「万葉集」内で「神社」の事が「もり」と読まれています。
そして、参道が長いのには「自然の中に入っていく」という意味も込められています。
神社参拝の際の優先順位と服装
最も上位に位置するのが産土神社、すなわち生まれ育った土地の神社です。
その次は住んでいる土地の鎮守様となります。
あとは仕事先の鎮守様、総鎮守、一宮神社と続きます。

参拝する際の服装は、お祓いや正式な参拝の時は上着にネクタイなどの正装をします。
通常の参拝時には普段着でも結構ですが、くだけすぎる服装や飲食しながらの参拝は慎みましょう。
参拝の時は必ず帽子は取るようにしましょう。
神社とお寺の違い
まず違いは何と言っても宗教の違いでしょう。
神社は「神道」、お寺は「仏教」です。
神社の発祥は日本ですが、お寺の発祥はインド(言葉は中国)です。
神様を祀るために建てられた神社に対し、お寺は元々、出家してきた僧が無駄な殺生(虫を踏みつけるなど)をしないよう、外を出歩かないようにするために建てられたのが発端らしいです。
(「寺」という言葉に関しては中国の役所の意が発端とのことです。)
外見上で神社とお寺の見分けをするとすれば、まず簡単に見分ける方法として「鳥居」の有無です。
鳥居の存在意味を知れば分かることですが、鳥居は神社にしか存在しません。
あと神社のご社殿の屋根には千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)があります。
手水場・手水舎
(てみずば・ちょうずば)
手水場での一般的な作法を記します。

@ まず、柄杓に水をすくい、左手を清めます。
A そのあと、柄杓を持ち替えて右手を清めます。
B 次に左手に柄杓で水をすくいをすすぎます。
C 最後にまた左手を清めます。
D 柄杓を戻す時も柄杓を立てて、残っている水での部分を洗ってから戻します。
(結構D番を忘れる人が多いです)
※@〜Dまでの動作を柄杓 1杯 の水で行います。


また、巫女さんが手水の奉仕をして下さる場合の手順は

@ 最初に水を両手で受けて清めます。
A もう一度水を両手で受けて口をすすぎます。
B 更に水を両手で受けて清めます。
C 最後に拭紙を貰って口→手の順に拭きます。

お参りをする前に必ず手水舎で清めてからお参りしましょう。
 
破魔矢
(はまや)
破魔矢は矢の「突き破る」という特性から「開運」の意味が込められています。
通常、破魔矢には一緒に「鈴」・「短冊」・「新年の干支の入った絵馬」が付いています。

破魔矢を使った祭りとしては熊本県玉名郡長洲町の四王子神社で行われる「的ばかい」というものがあります。
狛犬・駒犬・胡摩犬・高麗犬
(こまいぬ)
狛犬とは神様に仕える霊獣です。
役目として神社やその神域を守護し、悪霊や穢れを防いでいます。
通常左右一対の狛犬がおり阿吽(あうん)、口の開いた狛犬と口の閉じた狛犬が置かれています。
鳥居
(とりい)
鳥居の名前の起源は「通り入り」や、鷄のやどり木である「鷄栖」から来たなど幾つか説があります。
鳥居の示す意味としては「ここから先は神聖で穢れが無い」というものです。
鳥居は神域の関門として存在するので、その鳥居をくぐる時は神様に挨拶として会釈をすることもあります。
燈籠
(とうろう)
神様の所在と「おあかり」を奉るための物です。
燈籠は社殿や参道など色々な箇所に設置されています。
神社で使われる燈籠は大分すると3種類あり「立燈籠」「釣燈籠」「懸燈籠」と分かれます。
材質は石材・木材・金属・陶器とあり、形は3角・4角・5角・6角・8角・12角・円形があります。
賽銭
(さいせん)
元は米などを捧げていたものが、現在ではお金を奉納するという形式になったものです。
名前も「散米」から「賽銭」へと変化していきました。
現在は「御縁」と関連づけて5円を賽銭とする人が多いですが、元々は「身削り」と呼ばれ、自分の身体を削るほどの気持ちから大切な物を奉納する、という事から来ています。
御輿・山車
(みこし・だし)
御輿と山車の大きな違いは乗り手です。
御輿には「神様」をお乗せする物で、山車には「人」が乗ります。
御輿には鳳凰の飾りの付いた屋根や彫刻が付けられ、担ぎ手によって担がれます。
一方山車は、その上で芝居・踊り・お囃子を執り行い、その山車を引き綱で引っ張り動かすというものです。
注連縄
(しめなわ)
注連縄には「穢れや災いを防ぐ」という意味が込められています。
この注連縄は「神聖で清浄な場所」に張り巡らされるので、この注連縄のある場所は絶対に穢してはいけません。
祭りなどで注連縄を張るのは、神様をお招きするため穢れのない場所を作り出す意味も込められています。